マッサージをしていると、閃きがおりてくる
何か超越した違う空間にいるようなゾーンのようなトリップができて、
時間なくなるトキがある**
集中を研ぎ澄ました瞬間に訪れる最幸な瞬間。
そういうときは堪らなく気持ちよくて、疲れない。
そういうときは終わったあとのクライアントの表情も、すっきりしていて
awasome!と言って、チップをくれて、名前を聞いてくれる。
海外のクライアントは感情表現が豊かで分かりやすいので、嬉しい。
心と心がシンクロしあって、
完全に一体感となって、クライアントともに気持ちいいところにいける。
毎日12時間程10人の人々の身体を触りながら、
たまに魂が削られるような
吐き気がするようになることもあるけれど、やっぱりマッサージが好きだなあと確認する。
毎回はっとされるような自己内観に出逢う。
――マッサージは瞑想なのだ
最近はダンスをするように、マッサージをしています。
身体性の解放という点でマッサージとダンスはよく似ている。
マッサージ自体に一つのストーリー性が生まれ、
リズムが生まれる。
陶酔・光悦状態に陥りやすい。
身体を全体で使うので、腕や上半身が疲れない。
ダンサーのように、ダンサーであると意識をすることで、
自分と切替ることができてクライアントからの波動を断ち切りやすい。
そして、すべてのムーブメントの
美しさを意識する。
それだけで、身体の使い方、手先の細部さ、姿勢のポジショニングが変わる。
黄金色に輝く、美しい光。
そんなダンスをしていたい。
美しく在りたいと
日々願う。
写真-ballet russe